組込系システム
IOT向け製品の組込開発
C、C++の組込言語を用いて、例えば測定機器(電気、ガス、水道などのメーター)の値を、他システムと連携する仕組み作る。これにより、検査員の人不足を解消するとともに、利用料の有機的な結合が可能となり、エネルギーの無駄使いを軽減することができる。
他、コンシューマ向け施錠システムの実証実験も進行中。
人気パチンコ機種の開発
C言語を中心としたプログラミング技術を用い、膨大な映像データの中から、サブコマンドに応じた演出映像を正確に表示させ、サウンドの搭載や制御も連動させるプログラムの組込を行いました。
映像
- AE(※1)で吐き出された映像データの実装と制御
音声
- Vegas(※2)から出力された音声データの実装と制御
※1: Adobe After Effects(アドビアフターエフェクツ)とは、Adobe Systemsが販売している映像合成、モーショングラフィックスソフトである。 略称はAE、最新バージョンはAdobe After Effects CC。 MAD職人が数多く存在する動画サイトサービスにおいては欠かせないソフト。 数多くのプラグインをデフォルトで内蔵しており、映像に様々な特殊効果を加えることが可能である。
※2: Vegas Pro (ベガス プロ) とはSony Creative Softwareが開発・販売しているプロフェッショナル向けのノンリニア動画編集ソフトウェアである。 DVD及びBlu-ray DiscのオーサリングツールであるDVD Architect Proが付属。
パチンコ機器開発におけるポイント
企画者が作成した仕様を元に、製造が行われますが、仕上がりが企画者の意図になっているか、映像と音がずれていないかなどの動作確認を細目にで実施する。実機での動作検証プロセスが重要なファクターである。そのため品質を向上、安定させる為に細部にわたる作業方法や効率などの改善検討、トラブルシューティングなど、機能改善会議を定例で開催する。結果として複数の新機種企画に合わせたマルチタスク開発に柔軟且つ、タイムロス無く対応することができた。
製造完了時
- シミュレーターでのテスト
- クロスチェックの実施
内部納品後
- 実機(Rom)でのテストを行う
- 実機(Rom)での結合試験
納品前
- 24時間で総合試験(役物、ランプなどを含め)を実機で実施
組込開発に関する勉強会の実施
テーマ: Raspberry Piを使った、PWM機能について実演勉強会
若手エンジニアの不足が懸念される組込系。育成、キャリアチェンジを主とした施策の一つとする。
また、webや業務システムを担当する者にとって、普段接することのない組込系開発技術についての勉強会を開催
「組込とは何か?」のレクチャーから、組込み特有の「データシート」に
基づいた機能の一つ「PWM」を利用した、実施デモンストレーションを実施
・使用マイコン Raspberry Pi
実施デモンストレーション
・「PWM」機能を使用した、モータ制御や3色LED発光制御の実演